

LEG3:8月11日(火)アランヤプラセット→ナコンラチャシマ404.66km(うちSS 200.06km) 曇り時々晴れ |
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森川選手、SSトップタイムをマーク!!ラリーも中盤を迎えた今日のLEG3は、ホテルからSS3に向かうRS5、70.60kmとSS3の76.86 km、SS3に向かうリエゾンの29.00 km、そしてSS4の123.20 km、最後がナコンラチャシマのホテルに向かうリエゾン105.00 kmの合計404.66kmという行程だ。 昨日のドライバーズブリーフィングでは大雨が降った後のなので、SS3にはマッディでスリッピーなところがあるとの情報だったが、コンディションは完全なドライ、しかも硬い路面となりハイスピードコースに。また、SS4では大きな岩があり、アップダウンもあるので注意とのことだったが、タイの道を走り慣れたタイ人選手がハイスピードでクリアしようとする場合ならそうだが、初めてこういったセクションを走る日本人は全員クルマに気を遣って走っていたため、ここで問題を抱えた日本人選手はいなかった。 |
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![]() ![]() 今日の一番のトピックスは森川金也選手(#10 TEAM KYUSHU DANJI with GEOLANDAR / トヨタ・ランドクルーザー80)がSS3で1時間3分29秒のタイムをはじきだし、2番手地元タイの昨年のチャンピオン#1 Noppadol SUDKEAW (Isuzu Bangchak Maxxis Team Thailand/Isuzu・D-MAX/T1D)に52秒の差をつけてトップをとったことだ。平均時速73.76km/h。車重にして1トン近い差があるランドクルーザー80を駆って、軽量のピックアップ陣を抑えたことは快挙と言える。これで森川選手はLEG3までの総合でも昨日の9位から6位へと浮上した。 「SS3はハイスピードで路面も硬く、日本人の苦手とするウォッシュボードが多かったです。どうかなと思ったけど昨日のSS2の後、サスペンションには全く問題ないとメカの太鼓判を貰っていたので、思い切ってこぶの頭をいく走りをしました。ハイスピードにリジッドアクスルは向かないと言われるけど、今回はバネも底づきしないし、フロントの動きがピタッととまって、まだまだいけると思いました。その証拠に今までは早いスタート順だとタイの速いクルマに抜かれることもあったけど、今日は抜かれなかった」。しかも、森川選手は大きなギャップで落ちる時にはいつもナビに告げるというが、ナビの深野昌之選手もロードブックを見ながら「いつ落ちました?」と聞き返すほどサスペンションのセッティングは決まっている。 「SS4ではロックの山上りがありましたが、タイヤを切らないようメリハリをつけ、その代わりストレートなど出せるところは出しました。これも中低速重視で阿蘇君の作ってくれたターボがドンピシャではまった結果、走りやすいということだと思います」とSS4は8位。明日以降も「確実にゴールできるようメリハリをつけた走り」をキーワードに残り3日間を戦う。 |
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![]() ![]() 「走ってこんなに楽しいラリーはない」と断言する新堀忠光選手(#15 Isuzu Bangchak Maxxis Team Thailand / Isuzu D-MAX)はSS4で1時間45分14秒と、2番手の#6 Wichai WATTANAWISUTH (Maxxis Isuzu N Mortorsport/Isuzu・D-MAX/T1D)に2分59秒の差をつけてトップタイムをはじき出した。総合結果では6位から3位に浮上、チームメイトの#7 Panwila KANKULTHORNとチーム優勝に向けて後半戦を戦う。 |
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![]() ![]() 前半戦を終了した時点で目標のシングル、総合9位となったのは“あきんど号”。SS3では15位、SS4では10位と両SSを無理なく「淡々と走った」結果が目標につながった。総合11位からの健闘だ。 「SS3のハードでからからの路面のウォッシュボードは板バネのランクルにはやっぱりつらい。それでも淡々と走り、SS4のロックも岩をひとつづつトレッド面で踏むようにして走った。村から村へのメイントラックでは水温がオーバーヒートぎりぎりまでいって、もうちょっと上がったら止まらなあかんなって感じだったから、やっぱり淡々と走って、しんどかった。それでも、疲れたけど気持ち的には走りきった!!っていう感じ」と山本則博選手(#12 AKINDO-GO with SUN・CHLORELLA / トヨタ・ランドクルーザー)。辻本隆志選手は「抜いたり抜かされたり、また抜いたりといろいろなことがあったけど、ナビの仕事としては完璧で、SS4を走りきってゴール地点での誤差はたったの 10m。ただ、あと6kmというところでオルタネーターの警告ランプがついたんですが、走りきることができました」と明日以降も“現状維持”に心掛ける。マシンはオルタネーターを交換し通常整備をして、明日に臨む。 |
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![]() ![]() 総合12位で今日を終えた勝間田祥司選手(# 18 TEAM INNO JAPAN / トヨタ・ヴィーゴ)は「SS3は抑えて走ったけど、気持ち良く走れた。SS4はロックセクションのあたりで林の間を抜けたり、湖があったり、大好きな風景ばかりで良かったよ。70%くらいの力で無理せず走ったけど、余力と相談しながら残りは少しずつチャレンジしたいね」とクルマを労わりながらも完走に的を絞った走りを継続させる方針だ。SS3では14位、SS4では12位。ナビの込山喜憲選手も「今日は距離はばっちりでした」と再びロードブックのチェックに余念がない。 |
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![]() ![]() 昨日の総合16位から13位へとアップ、さらに二駆になりながらもSS3で12位、SS4で9位と健闘した青木拓磨選手(#9takuma gp / いすゞ・D-MAX)。SS3に入って2kmもしないうちに二駆となった。「マッドもなかったし、砂のところではいくつかヤバかったけどなんとかOKでした」とフィニッシュ後のサービスでフロントデフを交換。SS4では四駆はいざという時に使おうと、結局全コースを二駆で走りきった。明日も「早くホテルに帰ってくる!!」ことを目標に走る。 |
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![]() ![]() 総合17位でLEG3を終えたトライアングル号はSS3で18位、SS4で14位。SS3では吉澤直樹選手(#21 TEAM TRYANGLE GEOLANDAR 2008 / 三菱パジェロ)の初の本格的なナビだったのだが、最後の10kmでラリーコンピューターの調子が悪くなるというハプニングが起こった。「最初、コマ地図の絵と実際の地形が一致しなくて大変だったけど、だんだん慣れてきました。やっと慣れたところでのハプニングでしたが、サブのコンピューターを使ってなんとか乗り切れてほっとした」とのこと。SS4でも同じことが起こったが「ちょっとしたミスコースもあったけど、すぐにリカバリーできたし、慌てることなくトラブルを楽しんでいました」とこのSSでナビを担当した伊藤芳朗選手。また、「二日連続でクルマを壊しているので明日からはクルマを壊さず、ゴールを考えて走ります」とも。ちなみに今日壊れたのはオルタネーターで、ホテルへのリエゾン中という不幸中の幸い。すでに手際よく交換はすませた。 |
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![]() ![]() そして総合18位で今日を終えた味戸厚二選手(#14 TEAM SINGHA AJ SPIRIT / 三菱・トライトン)は、昨日の故障が嘘のように朝ホテルをスタートした。しかし、ブレーキからオイルがリークしているためペースを上げることができない。そこでエンジンブレーキを多用すると、ナビのコマ地図の読み上げのタイミングがいつもと違ってしまい、SS3では何回かオーバーランを喫した。「足回りも OKになり、久しぶりに走れたって感じでした。ナビの根本さんとのコンビも昨日トラブルがあったせいで、我々としては今日が二人のスタートという感じでした」。今晩さらに整備をして、「余計な事を考えなくてすむ状態で走れるといいな」というのが本音だ。 |
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![]() ![]() 結局、総合トップはタイの#3 Nattaphol ANGRITTHANON (TOYOTA/Toyota・Vigo/T1D)選手で変わらず。2位も#6 Wichai WATTANAWISUTH (Maxxis Isuzu N Mortorsport/Isuzu・D-MAX/T1D)で変化はなかったが、6分33秒と昨日より1分半近つめられた。 また、“カミカゼ”と日本人の間から呼ばれ、親しまれている#20 Bandit PANTITA(Bandit Pantita /Suzuki / Vitara / T1G)はマシンに大幅な改造を施し、このラリーに参加。初日のサーキットSSからコンクリートウォールにぶつかりながら走ったり、LEG2でも横転したりと派手な走りで話題をふりまいた。マシンをぼろぼろにしながらも総合15位で走り続ける彼らはいつも人気者だ。 明日は本来、ナコンラチャシマからペッチャブンの607.57km、うちSS2本で207.81km を走る予定だったが、SS5では50以上の村で皇太后陛下のお誕生日の祝賀パーティがあるため人出が多く、安全上の問題からキャンセルとなった。さらに SS6は前半で軍隊の銃撃演習が行われるため後半のみがSSとして実施される。そのため、ホテルからSS6へのリエゾンが185.22km、SS6が 53.02km、最後のホテルまでのリエゾンに変更はなく178.10kmの合計416.34kmとなった。 |
トピックス:ラリーでタイの子供たちに夢を!!![]() ![]() ![]() ![]() ヨコハマタイヤより協賛を受け日本国内競技を行っているトライアングルでは、貧しい子供たちに奨学金を贈る活動をしている団体「ダルニー奨学金」に協力をしている。 これはそもそも、トライアングル競技のファイナル優勝者がタイでのアジアクロスカントリーラリーでタイに来させてもらっていることから、何か恩返しをとのことで、タイの学校に行けない中学生3名にそれぞれ一年分の奨学金を寄付を決定したことから始まった。そのダウニー奨学金のタイの本部がタイ東部のイサンにあることから、3名の奨学生が先生とともにラリーがタイ東部に近い位置を通過するのに合わせお礼にやってきた。 そうした流れをうけ、ヨコハマアジアのマーケティングディレクター中山稔氏が正式に奨学金の贈呈式を開催、チームトライアングルジオランダー2008の伊藤芳朗選手と吉澤直樹選手も特使として贈呈の代表を務めた。 贈呈式の終了後、3人の子供たちは会場に映し出された今回のラリーの映像を食い入るように見つめていた。ラリーを通じて運ぶ夢への活動も着々と始まっている。
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PROVISIONAL RESULTS SS3 |
PROVISIONAL RESULTS SS4 |
PROVISIONAL CLASSIFICATION LEG 1-3 |
| 1位 | #10 | TEAM KYUSHU DANJI with GEOLANDAR | 森川金也/深野昌之 | 1:03:29 |
| 4位 | #15 | Isuzu Bangchak Maxxis Team Thailand | 新堀忠光/Athikij SRIMONGKOL | 1:05:35 |
| 12位 | #9 | takuma gp | 青木拓磨/青木孝次/山形昇 | 1:17:09 |
| 13位 | #14 | TEAM SINGHA AJ SPIRIT | 味戸厚二/根本道久 | 1:17:14 |
| 14位 | #18 | TEAM INNO JAPAN | 勝間田祥司/込山喜憲 | 1:18:49 |
| 15位 | #12 | AKINDO-GO with SUN・CHLORELLA | 山本則博/辻本隆志 | 1:20:36 |
| 18位 | #21 | TEAM TRYANGLE GEOLANDAR 2008 | 伊藤芳朗/吉澤直樹 | 1:42:45 |
| 1位 | #15 | Isuzu Bangchak Maxxis Team Thailand | 新堀忠光/Athikij SRIMONGKOL | 1:45:14 |
| 8位 | #10 | TEAM KYUSHU DANJI with GEOLANDAR | 森川金也/深野昌之 | 1:59:53 |
| 9位 | #9 | takuma gp | 青木拓磨/青木孝次/山形昇 | 2:00:23 |
| 10位 | #12 | AKINDO-GO with SUN・CHLORELLA | 山本則博/辻本隆志 | 2:03:22 |
| 12位 | #18 | TEAM INNO JAPAN | 勝間田祥司/込山喜憲 | 2:12:44 |
| 14位 | #21 | TEAM TRYANGLE GEOLANDAR 2008 | 伊藤芳朗/吉澤直樹 | 2:56:45 |
| 15位 | #14 | TEAM SINGHA AJ SPIRIT | 味戸厚二/根本道久 | 3:01:34 |
| 3位 | #15 | Isuzu Bangchak Maxxis Team Thailand | 新堀忠光/Athikij SRIMONGKOL | |
| 6位 | #10 | TEAM KYUSHU DANJI with GEOLANDAR | 森川金也/深野昌之 | |
| 9位 | #12 | AKINDO-GO with SUN・CHLORELLA | 山本則博/辻本隆志 | |
| 12位 | #18 | TEAM INNO JAPAN | 勝間田祥司/込山喜憲 | |
| 13位 | #9 | takuma gp | 青木拓磨/青木孝次/山形昇 | |
| 17位 | #21 | TEAM TRYANGLE GEOLANDAR 2008 | 伊藤芳朗/吉澤直樹 | |
| 18位 | #14 | TEAM SINGHA AJ SPIRIT | 味戸厚二/根本道久 |